最強の筆記用具を

ちょっと山へ登ってきた。いつもどおりにラミーのサファリ万年筆を持っていったんだけど、ちゃんと使えた。いや、万年筆が気圧の変化に弱いというのはよく聞く話なので(たとえばこんな例→http://www.bioweather.net/column/weather/contents/mame008.htm)、どんなもんかと実験のつもりもあったんだけど、特にインク漏れもなく、フローがいつもより良くなるわけでもなかった。飛行機に乗るのならともかく、標高2800メートルぐらいはどうってことないということなのか。あるいはラミーの技術がすばらしいのか。
実は念のために鉛筆も持っていた。山に登ることになって気がついたんだが、鉛筆は最強の筆記用具だ。気圧も温度も関係ないし、メカニカルな部分がないから壊れるということがない。しいて言えば、削らないと使えないから、何か対策が必要ということ。
まあアウトドアなんだからナイフで削ればいいようなもんだけど、今回はファーバーカステルUFOパーフェクトペンシル(ここなど参照→http://allabout.co.jp/mensstyle/mensfashionitem/closeup/CU20051104A/index2.htm)を装着していった。これ、かなり趣味性が強いというか道楽もいいところという製品で、買ったはいいもののなんとなく持て余し気味だったのが、いい文房具だと、やっとわかった。
最強の筆記用具の欠点を埋め(鉛筆削り)、守り(キャップ)、拡張する(鉛筆ホルダー)んだから、偉い。最強の筆記用具を本当に最強にするのだ。