鉛筆はまだまだ活躍している

小学校の合唱コンクールを見に行って、審査員の先生たちの机に削った鉛筆が何本も置かれていることに気がついた。できるだけ音を立てないためにシャープペンシルは使わないって事なんだろうなあ。
理由はわからないけど、演奏が始まるとけっこうな頻度で消しゴムも使っていたから、ボールペンでもだめってことなのだろう。
それで、1年ほど前に、「鉛筆は最強だ」と書いたことを思い出した(余談だが、ラミー・サファリにブルーインクのカートリッジを付けて山に登ったらどばどばあふれてしまった。前回はブルーブラックのカートリッジだった)。
さらに、いつだったかヘリコプターの操縦席を覗いたとき、操縦席の脇にちびた鉛筆があったことも思い出した。あれだけの高度ではやっぱりインクを使う筆記用具より、鉛筆が安心なんだろう。
鉛筆の活躍の場がまだまだあるのは、なんだかうれしい。

関連して。今月の月刊ASCIIに女子高生が考案した新しい鉛筆の記事が載っていた。
http://ascii.jp/elem/000/000/051/51785/
実用化云々を云うのは野暮だろうからあまり突っ込まない。「木の部分を削りたいときは削れる」ってのがいい。それにこれはノックの音が静かそうだ。