選手たちがいかに凄いことをやっているか

http://www.jump.co.jp/bs-i/chojin/archive/025.html
ここにちょっと書いてあります。

テイクアウトの名手・林選手が、ホッグラインという青い線の間、およそ22メートル間を、9秒半で通過するスピードで、ストーンを投げるという。
すると、ストーンは狙った通りの方向に止まった。
今度は、ホッグライン間を10秒で、という指示。林選手は、40メートル向うから、さっきより半秒遅いショットを放つ。誤差ナント0、2秒!

ショットを放った瞬間、スウィーパー・林選手は、ハウスにいるスキップ・小野寺選手に、「9半」と数字を告げた。実はこれが、スピードを示す秒数。林選手は、ストーンが放たれた瞬間、速度を判断したのである。
実際に計測してみると、9秒4。その誤差わずか0、1秒だった!スウィーパーは、目の前のストーンの正確な情報を、スキップに伝えているのである

小野寺選手は、ゲーム中、ストーンが通った道筋をすべて覚えている。氷のどの部分がいま滑りやすくなっているか、何処がコントロールしにくいか。どうすれば、敵は攻めにくいか。無理のない堅実なゲーム運びで、仲間の正確なショットを導き、的確に、ジワジワと、敵を封じ込めてゆくのである。