「これが最後」の意味

チーム青森の小野寺と林が競技からの引退をほのめかしていることについて、マスコミは「もっと続ければいいのに」とのニュアンスで報道している。
http://www2.asahi.com/torino2006/news/TKY200602210459.html
少なくとも小野寺は「これが最後」という気持ちでやってきたようだ。
http://number.goo.ne.jp/torino/game/all/news/article/060216F592/

勝手な想像をするに、そうやって背水の陣を敷いてモチベーションを高めることで、辛い練習に耐えてここまでやってきたのだ。「これが最後」と何度も自分に言い聞かせながら。心の中に「これが最後」がしっかり根付いてしまっているのだ。

ここまでいい試合ができたのは、そのおかげ、という気持ちもあるだろう。それを急に4年後へ向けて切り替えろといったって無理というもんだ。この騒ぎが落ち着いて、ゆっくり考えなければ、正直な答えは出ないだろう。

とはいえ来月にはもう日本選手権があるんだから、大変なことだなあ。マスコミも殺到して、引退すんな、と迫るだろうし。休ませてあげたいものだ。

勝手に想像して勝手に心配している私。