『ちりとてちん』で使われた落語の事典
『ちりとてちん』第22回(第4週第4回)で喜代美が奈津子からもらった『落語小事典』は、東大落語会編の『落語事典』(青蛙房)に美術スタッフが作った架空のジャケットを被せたものだと思う。
第46回(第8週第4話)でアップになった本文ページを見ると、ぼくが持っている『落語事典』とまったく同じなので、まずまちがいない。
amazonには古本しか登録されていないが、
- 作者: 東大落語会
- 出版社/メーカー: 青蛙房
- 発売日: 1969/04/01
- メディア: 単行本
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bk1には登録されている。
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欲しい人は探してみなれ。
現在新刊で入手できる網羅的な落語事典は、たぶんこれくらいしかない。
たいへんな労作だが、江戸から見た編み方をしてあるので上方落語の題名から引けないのが残念。
どうでもいいんだが、その第46回の落語事典がアップになった直後に出てくる喜代美のペンを持つ手が気になってしまう。前にこのブログで書いた紺野まひるさんのペンの持ち方とほぼ同じ。せっかく箸を持つ手については「ほんまにきれいや」と草若にほめてもらってるのに、なあ。まあ、落語では「筆」を持つことはあっても「ペン」を持つことはないからいいんだけど。