2008年、おもしろかった本など
まずは新刊本で思いついたところから。
- 秘密のおこない
- 柳生陰陽剣 (新潮文庫)
- キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢
- アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
- ザ・ロード
- なぜ,子どもたちは遊園地に行かなくなったのか? (創成社新書 21)
- ぼくは落ち着きがない
- 武士道セブンティーン
- 世界の測量 ガウスとフンボルトの物語
- 〈盗作〉の文学史
- 磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ
- ウェブ国産力―日の丸ITが世界を制す (アスキー新書 047)
- 懐疑論者の事典〈上〉
- 懐疑論者の事典 下 (2)
- エピデミック
- ばす
(しかし、amazonのデータは書名がめちゃくちゃだな)今年は、荒山徹と蜂飼耳に出会った年だった。とりあえずどちらも新刊にリンク。荒山徹はまじめくさった口調でボンクラなネタをこれでもかこれでもかと繰り出す作風が癖になるとやめられない。蜂飼耳は、以前からいいペンネームだなあとは思っていたけど、今年終わりになって初めて手にした。この人のエッセイは、切れ味のよい剃刀でスッと日常風景に切り込みを入れるとでもいったらいいのか、読んでいて、ぞくり、ぞくりとさせられること多々。
旧刊では、
が印象に残っている。
マンガを読む量が増えた年でもあった。継続して読んでいる作品を数えたら20作くらいあった。お気に入りをタイトルだけ並べると『3月のライオン』『おやすみプンプン』『鈴木先生』『RIDEBACK』『麻酔科医ハナ』『私立轟高校図書委員会』『君に届け』『雨無村役場産業観光係』『深夜食堂』『ホームセンターてんこ』『よつばと!』『ファンタジウム』『もやしもん』『岳』『ハチワンダイバー』『少女ファイト』『宙のまにまに』『とめはねっ! 鈴里高校書道部』などなど、まだなんかあったと思うが、とにかく、新刊.netが便利。
見終えたときに、多幸感で胸がつまった。
動画サイトで落語の高座でも見ようと思って「落語」と検索して、違法アップされていたものに出会ったのが11月後半。あきれるほど緻密に組み上げられた脚本と絶妙のキャスティングに感嘆して、悩み抜いた末に大枚をはたいてDVDボックスを購入。それから12月にかけては、『ちりとてちん』を見てれば幸せな男になり果てて読書も進まなかった。こんなに繰り返し見たのは『ザ・ホワイトハウス』シリーズ以来。
レンタルだけど、『電脳コイル』も良かったなあ。これは去年の作品か。