RICOH R8
写真を撮ることも好きで普段から一眼レフカメラを使っているのだけど、自転車で走るときに持って行くのはちょと辛い(一眼レフ用ののフロントバッグもちゃんと作ってくれているメーカーがあるんだけど*1、どうもぼくはフロントバッグそのものが目障りなのでしょうがない)。
それでGR DIGITALの中古なんかどうだろうと探してみたけど思ったより安くなってないので、結局は自分の収入に相応のR8*2を購入した(2GBのSDカードと予備バッテリー付きで35000円くらい)。
被写体に1cmまで寄れるマクロと正方形フォーマットも使ってみたかったし。
(さらに大きい画像はリンク先で)
今回はろくにほかのカメラについて調べずに選んでしまったが、それでも心惹かれて一応くらべてみたのはNikon P5100*3。低価格だけど、一眼レフの趣があって、光学ファインダーが健在だし、なんかホットシュー付いてるし、露出をマニュアル制御できるのも良い。いじってて楽しそう。ただレンズの広角側が35mm判換算で35mmからってのは、28mmの広さに慣れちゃってると、なあ。資金に余裕があれば発売されたばかりのP80*4も一眼レフをそのまま小さくしたようでおもしろい。
*1: ユニコ(UNICO) コニックス フォトサイクリスト3.5(ドライ)
*2:
*3: Nikon デジタルカメラ COOLPIX P5100 ブラック
*4: Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) P80
最近の mini velo 9
- 前照灯は「fenix L2D」という懐中電灯を「National BFD3037 360度 回転ラバーホルダー」で装着
- ボトルケージはミノウラのペットボトル用*1。ボトルはマイボトルとして普段も持ち歩いている象印の水筒*2
- バッグはリクセンカウルのマッチパック*3。導入したばかりでまだちゃんと使ってない。買い物で活躍するはず
- タイヤは買ったときの KENDA WEST をバーストさせてしまったので、今は SCHWALBE STELVIO 。ちょっとレーシーな感じ?
*1: MINOURA(ミノウラ) ペットボトル用ケージ [PC-500] 500ml用 シルバー
*2: 象印 ( ZOJIRUSHI ) ステンレスクールボトルタフスリム ST-GB50-BT トップブラック
*3: RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) マッチパック KM823
emeters と au Run&Walk
Nike+iPodの自転車版が出ないもんかなあ、と思ってたら、ブリヂストンサイクルから似たようなコンセプトのサイクルコンピュータ「emeters」が発売された。これはよい、とほとんど買う気になっていたのだが、サイトをよく読んでいたら、なんとアップロードソフトがMacには未対応。
残念がっていたら、auがこれまた同様のサービス「Run&Walk」をやっていることを発見。基本的にはランニングやウォーキング向けのようだが、BIKEモードもちゃんとある。さっそく試して、ウェブの情報からわかる範囲で、emetersと機能を比べてみた。
emeters | au Run&Walk | |
---|---|---|
記録できるもの | 走行距離/走行時間/速度/消費カロリー | 走行距離/走行時間/速度/消費カロリー/走行コース |
データの保存 | USBでPCに接続、専用SNSサイトにアップロード | 携帯電話から専用サイトに自動的にアップロード |
地図 | SNSでお気に入りコースを作成、共有 | 走ったコースはGPSで自動的に記録される。au提供のおすすめコースはあるが作成はできない |
費用 | 8,400円(税込み) | 105円/月(税込)+パケット通信料 |
コメント | 自転車に特化しているので素直に使えそう。タイムトライアルモードがあり、60本、最大19時間の走行データをメーターに保存できる。あとはやっぱりSNS | ランニングのおまけ的な位置付けという感あり。GPS機能を活用して走行ルートを自動的に保存してくれるのがおもしろい。標高も出してくれる。 |
URL | http://www.emeters.jp/ | http://www.au-run.jp/ |
単に走行データを記録してウェブにアップするというだけのことなら、大して差はない。いずれも1日単位、月単位でグラフ表示もできる。が、auの走行ルートが自動的に記録される機能はけっこう楽しい。長い目で見れば、費用はemeterの方がお得ではある。そして、SNSと組み合わせたというのは画期的。
auで残念なのはランニングやウォーキングでは使えてもBIKEモードでは使えない機能があること。安全のためには仕方がないのだが、携帯電話を自転車のハンドルにマウントして使いたいので、地図の表示くらいはさせてくれい、と言いたい。
今年読んだ本から、印象に残った10冊
を思い出しながら書いてみる。
- 佐藤健寿『X51.ORG THE ODYSSEY』夏目書房
- 内藤朝雄『“いじめ学”の時代』柏書房
- 赤木智弘『若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か』双風舎
- 本田由紀, 内藤朝雄, 後藤和智『「ニート」って言うな! (光文社新書)』光文社
- 福田ますみ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』新潮社
- 西岡研介『マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』講談社
- 小学館辞典編集部『句読点、記号・符号活用辞典。』小学館
- 疋田智『それでも自転車に乗り続ける7つの理由』朝日新聞社
- 大川豊『日本インディーズ候補列伝(DVD付)』扶桑社
- 高野秀行『怪獣記』講談社
番号は便宜上のもので順位を付けたものではない。1は『ムー』少年だった私には青春の落ち穂拾いという感じで、なんか他人事ではないというか。2はいじめをなくしたかったらクラスをなくしてしまえという論旨がわかりやすかった。3は見事にアジられて心が動いた。4は3とあわせて読むとますます俗流若者論をぶつ大人たちを殴りたくなるかも。5、6はは雑誌報道ならではの労作にして収穫。7は句点も読点も正しい日本語の書き方のルールの一つとしてあたりまえに使っているけど、割と新しい記号なんだよなあ、とわかっただけでもおもしろかった。8は自転車を買う引き金になったので。9は類書がないというだけですごい。目の付け所の良さと地道な取材がしっかり実を結んでいる。10は、今年は高野秀行に出会った年だったなあという思いを込めて新刊から。
リストアップしてから、ノンフィクションばっかりであることに気づいた。小説も読んでないわけじゃないのに。ぱっと思いついたところを挙げると、有栖川有栖『女王国の城 (創元クライム・クラブ)』、近藤史恵『サクリファイス』、金城一紀『映画篇』がおもしろかった、と思う(記憶力が減退してるなあ)。