(上の続き)なぜ筆圧が高くなるのか−シャーペンを禁じる先生たち

思い出した。子供はシャープペンシルで勉強しちゃ駄目、という教師がいるようで、
例を二つを挙げる。

  • 「向山型算数授業づくりのポイント」

http://www.d1.dion.ne.jp/~h_sugano/mukouyamagata-sansuu-point.htm

☆なぜ鉛筆を使うのか。
「指先に力が入らないし、芯がすぐ折れて集中がとぎれます。先生だけではありません。日本中の先生がシャープペンシルなんか禁止しています」
「指先は「第二の頭脳」と言われています。指先の神経は脳に伝えられます。脳の大部分のエリアは、指先の運動と連動しています」
「鉛筆の方が脳がたくさん働くのです。鉛筆を使うと、脳に刺激がしっかり届いて、どんどん賢くなるのです」
「シャーペンでは、指先に力が入りません。シャーペンを使っている子は力が伸びません」

  • 小学生バレーボールチームのサイトから

http://hw001.gate01.com/bravo-papa/kazu_room/kazuroom-bottom.htm

また、先生によってはシャープペンシルを許可する先生がいますが、
この先生はまったく無知なドシロウトです。
 指先は、第2の脳ともいわれています。
書いているときに、指先からゆっくりと知識が脳に伝わっていきます。
シャープペンシルを使ったとき、力を入れると書こうとすると芯が折れてしまい、
カシャカシャと芯を出すとき、脳まで伝達されようとしている知識がそこで途絶えてしまいます。
その上、集中力も途切れ、大切なことを聞きのがしてしまったりします。
 シャープペンシルを許可する先生は、高学年の男の先生に多いようです。
高学年の女子にいい思いをされたいためです。
そのときだけ『今度の先生、前の先生と違っていいねぇ〜』と思われますが、そのときだけです。
いつまでもいい思いは続きません。でも、先生はそれがいつまでも続くと思っているので、
そこから学級崩壊が起こるのです。こんな先生に教わったら、悲劇の始まりです。

二番目なんかちょっと怖いくらいに否定しまくっている。
しかし、筆圧を掛けることってそんなに大事なことなのか。日本人は古来から、墨筆というほとんど筆圧のいらない筆記用具で学んできたんだけどな。それに、現代のシャープペンシルの芯はメーカーの努力で、かなり丈夫になっているから、そうそう折れるということはない。0.3mmでも2Bの芯があるくらい。それでも心配なら0.9mmの芯を使ってもいい。
こんなこと言って力入れて書かせてるから日本人の筆圧は無用に高くなったんじゃないかと疑ってしまう。大事なのは筆圧じゃなくて、丁寧に書くかどうかなのでは?